こんにちは。
焙煎に関しては日々研究を重ねているのですが、大きな変化があったので報告します。
ちょっとマニア向けのテキストですが、興味のある方はご覧ください。

以前のテキストでも書きましたが、焙煎とはコーヒーの生豆に時間軸で熱量を与えて行き、それによって匂い味をコントロールすることだと思っています。
温度変化のログを記録しておけば同じものが何度でも再現できます。
音楽で例えると、曲が焙煎豆だとして、その音譜の並びが焙煎の温度ログだと考えると分かりやすいです。
温度ログ(音譜)を辿ることで、曲(焙煎豆)ができるという様な具合です。

さて、台湾に発注していた温度計の計測部分が届きました。
probe

これを新たに焙煎機の釜温度(Environmental Temperature=ET)を計測するデジタル温度計として設置しました。
roast

今までは豆温度を計測する豆温度(Bean Temperature)だけを利用していましたが、釜温度計を追加することでより詳細に焙煎機の中の状態を知ることができるようになりました。
焙煎機をアナライズするグラフの焙煎温度にはBTとETの2本線で計測できるようになりました。
(※サンプルとしてインド プランテーションという豆を焙煎したログを添付しています。)
ind.jpg

また、DeltaEt、DelatBT(グラフの下側にあるうねうねとした曲線がそれです。)も計測していくことにしました。
これは何かというと1分間にどれだけ温度が変化したかを表すグラフです。
焙煎においては緩やかに熱を与えて行くことが理想ですので、この線はできるだけ緩やかである方が良いと言えます。

以上、簡単にですが焙煎機の変化をお知らせします。